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「善光寺大本願・宿坊巡り」募集締め切りに関して

当ホームページにて参加募集を受け付けておりました「善光寺大本願・宿坊巡り」(2023年6月11日(日)13:30~16:00)に関して、おかげさまで多数のお申込みをいただき募集定員に達しましたので、これにて今回の募集を締め切らせていただきます。

次回開催がございましたらまた別途当ホームページにて募集をかけさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

※電話での受付・問い合わせは対応しておりません。
申込み済みのお客様用問い合わせメールアドレスは下記となります。
zenkojiworld@gmail.com

善光寺大本願・宿坊巡り

善光寺の世界遺産登録をすすめる会では、本堂や境内のさまざまな歴史的建造物がもつ文化財的価値だけでなく、善光寺信仰と深い関わりを持ってきた宿坊や門前町もその対象として考えていくべきだとの思いから、皆様にも善光寺を構成する周辺施設の魅力を知っていただくべく今回は、善光寺大本願と宿坊(堂照坊・堂明坊・浄願坊)を巡る案内会を企画いたしました。
当日は善光寺大本願や宿坊を巡り、専門のガイドの方からその場所にまつわる歴史や背景などの詳しい説明を受けられる案内会となっております。
今まで触れることのなかった善光寺のあらたな一面を発見できる貴重な機会ですので、皆様知人友人をお誘いの上で奮ってご参加ください。

【開催日時】
2023年6月11日(日)
午後13時30分~16時
(受付13時00分~13時30分)

募集定員:40名
参加者が定員に達した時点でこちらの募集フォームは締め切りとさせていただきます。
当日は大本願拝観料としてお一人500円のお支払いが必要となります。

参加希望者はリンク先のフォームより、
「代表者氏名・参加人数・連絡用メールアドレス・緊急連絡用携帯電話番号」をご記入の上でお申し込みください。

参加申込フォームはこちら

善光寺大勧進・宿坊巡り

善光寺の世界遺産登録をすすめる会のホームページにお越しいただきありがとうございます。

先ごろよりご応募を受け付けておりました「善光寺大勧進・宿坊巡り」に関してですが
おかげさまで多数のご応募をいただき申込みが感染症予防上の定員に達しましたので、これにて今回の募集を締め切らせていただきます。

次回開催がございましたらまた別途こちらで募集をかけさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
※電話での受付・問い合わせは対応しておりません

申込み済みのお客様用問い合わせメールアドレスは下記となります。
zenkojiworld@gmail.com

【動画】「三国伝来 善光寺如来縁起絵伝」お絵とき

宿坊「淵之坊」では古来より縁起堂として、
住職らが善光寺の如来さまの有り難さをお伝えするために、
善光寺縁起をお話ししてまいりました。
お絵解き用の絵伝は県宝指定など多数が什物となっております。

本動画では善光寺の如来様が、今から2000年以上前のインドでお釈迦様と阿弥陀様の御力により誕生された話や、その後朝鮮半島を渡り日本にお越しいただいた「三国伝来」の話も視聴することができます。また、善光寺の如来様の誕生には欠かせない人物、「月蓋長者」と「如是姫」も登場します。古くから女人禁制とされてきた仏教や神道のなかで、唯一善光寺の如来様は性別や人種、身分を問わずお救いしたルーツも知ることができる内容となっております。

本動画を皮切りに、善光寺のみならず、長野駅前から善光寺如来に向けて礼賛している如是姫像についてなど、より深くこのまちの歴史と本会の活動を知っていただく契機になればと考えております。

世界遺産セミナーin善光寺

平成26年6月、善光寺講堂にて、
「世界遺産セミナーin善光寺」を
開催致しました。講師に静岡県
文化・観光部富士山世界遺産課
主査 大村章仁氏をお招きし、
世界文化遺産 「富士山」
~信仰の対象と芸術の 源泉~
についてご講演を頂きました。
FB用

 

市民参加企画

出前講座 世界文化遺産登録に向けて ~善光寺と門前町~ 講座希望団体募集 長野市民の皆様に「世界遺産」や「善光寺」のことをより深く広く知っていただくために小・中・高校生ほか一般市民を対象とした出前講座を行います。日ごろ、なかなか知ることのできない「地域文化」に触れる機会です。ぜひ、ご活用ください。 ●対象:小学生(高学年)・中学生・高校生・一般市民・各種団体(10名以上のサークル) ●日程:2009年10月より随時 ●内容:ユネスコ世界遺産について・「善光寺と門前町」について ●時間:1講座40分程度 ●講師:善光寺の世界遺産登録をすすめる会のメンバー ●費用:無料 <お問い合わせ> 募集は終了しました


門前町文化ツアー(日帰り) 大人の文化見聞~日本の門前町を訪ねて~ 参加者募集 主な見どころ:伊勢神宮内宮特別参拝、地元講師によるおかげ横丁歩き ●旅行代金:7,800円(昼食含む) ●期日:2009年11月28日(土) ●人員:40名限定 ●旅行日程:長野(6:30)-(12:45)伊勢神宮内宮(皇大神宮)参拝(14:45)-(15:00)おかげ横丁・赤福本展(16:00)-(21:15)長野 <お問い合わせ・お申し込み> 募集は終了しました

詳しくはこちらのPDFファイルでご確認ください

世界遺産暫定リスト追加選考の結果について

文化庁は文化審議会世界文化遺産特別委員会の調査審議を得て、2008年9月26日に世界遺産暫定リストの追加選考結果を発表した。

詳しくはHP参照
我が国の世界遺産暫定一覧表への文化資産の追加記載に係る調査・審議の結果について
別紙8 世界遺産暫定一覧表候補の文化資産

昨年末に地方公共団体より提案書の公募を受付た32件より「世界遺産暫定リスト」に追加選考されたのは下記の5件。

1.「北海道・北東北の縄文遺跡群」
2.「金と銀の島、佐渡-鉱山とその文化-」
3.「百舌鳥・古市古墳群-仁徳陵古墳をはじめとする巨大古墳群-」
4.「九州・山口の近代化産業遺産群-非西洋世界における近代化の先駆け」
5.「宗像・沖ノ島と関連遺産群」

但し、これらについても、今回の提案書に示された内容では、世界遺産にふさわしい文化資産として国際的な評価を得るには不十分とし、相当程度の内容の見直しと諸条件の整備を付加している。

また今回、選考されなかった資産について、文化庁では「カテゴリーⅠa」「カテゴリーⅠb」「カテゴリーⅡ」に3分類してそれぞれ評価。特にカテゴリⅠについては、調査研究などの作業の進捗状況など課題を提示したうえで、将来的な候補となり得るか否かについて十分に検討することを地方公共団体に求めた。

「善光寺と門前町」の場合、「カテゴリーⅠb」として評価され、提案地方公共団体を中心に、当面、主題に関する学術的な調査研究を十分に行い、「近世の社寺とその門前町関連の文化資産」として一定の方向性が見えた段階で、登録の準備を進めるべきものとしている。

総体的な評価は、「善光寺境内とその門前に形成された門前町に、仏堂をはじめ、宿坊、仲見世、商家等の歴史的な建造物群が多く遺存する資産」としながら「民衆に広く浸透した善光寺信仰に基づき、これらが庶民に開かれた独特の都市景観を形成してきたことを示す資産として、価値は高い」としている。
今後の課題として下記の指摘がなされている。

1.世界史的・国際的な観点から、寺社とその門前町関連の文化資産の代表例・典型例として、本資産が顕著な普遍的価値を持つことの証明が不十分である。
2.近世の寺社とその門前町関連の文化遺産について比較研究を進めることにより、本資産が顕著な普遍的価値を持つか否かについて十分に検討することが必要である。
3.国内外の寺社とその門前町との詳細な比較研究を行い、我が国の寺社と門前町関連の文化資産の世界史的・国際的な位置付けについて明らかにするとともに、本資産がその代表例・典型例となり得るか否かについて検討する観点が必要である。
4.上記の検討と並行して、境内とその周辺の都市街区を構成する建造物等の真実性、及び街路・街区等から成る資産全体の完全性の観点から、主題を成す門前町の範囲・保全状況について検討することが必要である。
5.文化財としての保護が十分ではないものについては、指定・選定又は追加指定が必要である。
今後の展望として、「善光寺と門前町」の世界遺産登録への道は狭き門とはなったものの、将来的な記載の候補となり得るか否かについてその可能性が残されたことは意義深いものと考えられる。すすめる会としては、これまでの活動の発展的な継続と、文化的努力を積み重ねていくことで、善光寺を中心とした長野市の将来像や世界遺産運動の在り方を追求していきたいと考えます。

文部科学省・文化庁訪問

2008年5月28日、すすめる会は加藤会長、鷲澤長野市長、若麻績事務総長ら約20人で、文部科学省および文化庁を訪問し、渡海紀三朗文部科学相や青木保文化庁長官らと懇談、世界遺産暫定リスト追加選考に向けて「善光寺と門前町」のアピールを行った。
この日は、小坂憲次衆院議員、宮本忠長専門委員、土本俊和専門委員らも参加。市教育委員会が設置した調査委員会の研究調査の資料などを基に、善光寺と門前町の普遍的価値、特に、本堂の平面構成が縦長であることや、度重なる火災などで再建を繰り返しながら発展的に変容して築かれた民衆を受け入れる寺と町の構造、宿坊群の質の高い木造建築物の集積度の高さなどについてその価値を説明した。渡海文科相からは「門前町としてこれだけまとまった場所は他にはない」「個人的な趣味としては、そういう価値はあると思う」と理解を示す一方で、「平泉の文化遺産」(岩手県)に対し、ユネスコの諮問機関イコモスが登録の延期を勧告したことに触れ、「そのハードルは厳しい」ことも指摘された。
また青木文化庁長官からは「世界的になかなか仏教への理解が得られにくい」「仏教国が連携して仏教の普遍性を訴える必要がある」と登録に向けた課題を示した。また同席した高塩至文化庁次長からは、「地域的な広がりや文化的な結びつきは、その価値を絞り込み特化しないとその関連性が希薄になり説明しにくい」「文化的広がりやつながりは意識した方がよいがまとまりは必要」とし、近年の世界遺産登録に向けた傾向として広域化やネットワーク化が図られていることについて限界があることを示した。文化庁では「平泉」の登録延期勧告を受けて、7月にカナダで開かれる世界遺産委員会までに「平泉」の登録に向けた対策を全力で行う姿勢。当初8月に予定していた国内の暫定リスト追加選考にあたっては、「平泉」の可否と世界的な登録の動向を考慮しながら選考をする方針で、その審査を秋に延期することを明らかにした。(松橋寿明副幹事長)